カカイル、ナルイルをおもに、絵やらなにやら描き散らしています。 ときに創作や大贔屓の日本芸能関連も蒔かれます。萌えだし場。 雑味多き帳面になるかと。
映画四回目を観てきました。これで気が済みました。
思うたび、切ない。
動画でTha Lastのエンディングの、ナルトとヒナタちゃんの結婚式風景を見て、もう、せつなさ溢るる。
サクラちゃんとサスケが並んでいるのを見るにつけても、こみあげる。
サクラもヒナタを、想い遂げたのですよね。一途に。すごいこと…。
NARUTOの漫画の、そこだけにあるもの(というほど他の漫画をまったく知りませんが)、それって、時、なんではないだろうかと、悶悶と切なさにうず巻かれていたさきほどふと想い馳せる。
ナルト達一人一人の、少年から青年、大人へ、その中での、それこそ各々の喜怒哀楽、波乱万丈。そして、初代様達の世相、四代目達の世運、カカシ先生達の世上、そしてナルト達の世界、(そしてそしてボルト達の世代)。その、たくさんの粒の人のいとなみの多層の堆積と、その集積の河の流れのような大いなる推移。
まるで、ほんとうのいとなみのような。
それが、それがたまらなく、私の心を揺るがせて、うるませる、よわいところを衝く、のだと。
たまらずおもい散らしました。
だって、切ないんだもん!!!
ずっと、ずっとせつなかった。いつからかおもうたびせつなかった!!
一人一人の登場人物が分厚いですものね。や、思い入れのせいかしら笑。
一本つらぬいて、忍の世界の在り方とは、(あとサスケへの希望と葛藤)、と、作品そのもの、ナルト達各々が抱え続けてきたから、その重たさが、そうおもう一因になるのか。それもあるかもね。ずっと、探し続けて、迷い続けて、一人一人がそうして、だけでなく時代そのものも向かいながら昏迷し続けて。向かいながら、迷い。
人と、時代と。
一つの数珠つなぎみたいな。
あ、それかも、全部いっぽんに繋がれてるから、誰もが、誰もがそこに結び付けられてるから、その、そのなんだろう、その人というものの健気さ、観える情調や世情に、胸が、押し苦しくなるのかもしれない、です。
あああ、語った!
ほんと、もう、言葉にできなくてずっとせいせいしなかったのですよね。
まだ言い足りない、尽せないけれど。
とにもかくにも、映画、おもしろかった。切なさこみで(笑)。